村尾政樹の個人ブログ

ソーシャルセクターに勤める29歳の個人ブログ。仕事や活動の記録がメインです。

子どもと若者の成長を支えるウェブマガジン・ひみつ基地に掲載!

「あすのば・日本大学共同研究 都道府県別子どもの貧困対策計画『見える化』プロジェクト」が子どもの貧困対策センター「あすのば」と「内閣府・子どもの貧困対策に関する有識者会議」構成員の末冨芳・日本大学文理学部准教授、末冨ゼミ生とともに10月に発足…

こども食堂サミット2016 報道・youtubeまとめ

昨日11日、満席で参加できなかった「こども食堂サミット」について、報道やyoutubeなどをまとめておきます。ご参考まで。なお、私はインターネット中継で視聴しました。 ▼こども食堂ネットワーク webサイト(各食堂の情報など) kodomoshokudou-network.co…

Children’s social worker has bit part in Cannes award-winning film

August 15, 2015Children’s social worker has bit part in Cannes award-winning filmChildren's support group worker Masaki Murao was studying abroad at a university in Turkey in 2013 when he found himself cast as an extra in a Turkish drama.R…

成人式から5年と、6度目の成人式にあたって

「例えば、雪の中で倒れている人がいたら『薄着をしているのが悪い』と非難している場合じゃない。僕は『それより先に手を出せ』と声を上げたい」 5年前の今頃、私はそのような思いで成人式を迎えて現在に至ります。上記の記事は2011年1月に毎日新聞か…

秋田魁新報社・日本経済新聞にコメントが掲載

2015年12月10日(木)秋田魁新報社 子どもの貧困対策計画 県の実態把握進まず 素案公表、新規事業ゼロ 取り組みに温度差 全国都道府県 都道府県の計画策定について調査している子どもの貧困対策センター「あすのば」の村尾事務局長は「計画づくりは…

2016年・中長期的な視点で「見る・聴く・言う」を意識せざるを得ない

突然ですが、あなたは2016年がどのような一年になると思いますか? 今月17日には阪神・淡路大震災から21年、3月には東日本大震災から5年が経過します。また、年度末には新幹線が函館まで開通し、北海道から九州までの大地が線路でつながります。年…

2015年までの活動・講演・報道など

新年明けましておめでとうございます!昨年も皆様のお力添えがあり、様々な活動を展開することができ、大変お世話になりました! 2015年は、講演・登壇・意見交換の機会を22回、新聞・テレビ・など報道および原稿執筆で紹介の機会を18回いただきまし…

子どもの貧困対策 単独の計画は6割の道府県

子どもの貧困対策を具体的に進めるための計画を、都道府県が策定するよう定めた法律が去年施行されたのを受けて、6割の道府県が、単独の計画を策定あるいは策定予定であることが分かりました。ほかの4割は一般の子育て支援計画に盛り込んだなどとしていて…

「子どもの貧困対策」レポートNo.2-2<東北・策定状況編2>

先日「個人ブログから共同研究・子どもの貧困対策計画「見える化」プロジェクト始動!」でお知らせした通り、このレポートは共同研究プロジェクトとして引き継がれることになりました。 各地方自治体の対策計画策定も山場に差し掛かります。共同研究プロジェ…

必読!「自分はお金のかかる存在」子どもの声と見つめる現実

札幌の中心部・狸小路3丁目で、ある高校生から聞いた言葉がある。「奨学金を借りたくないから、進学しない。」その子は遠い目をしながら話してくれた。 子どもが話す、子どもの現実は私たち大人に深く問いかけてくる。昨日、新宿で久しぶりにお会いした新聞…

社会的養護を経験した青少年に対する支援実践の課題

社会的養護を経験した青少年に対する支援実践の課題 from Masaki Murao www.slideshare.net

個人ブログから共同研究・子どもの貧困対策計画「見える化」プロジェクト始動!

先月、個人的に書き始めた「子どもの貧困対策計画」レポートは想像以上の反響で本日21日現在Facebook上に500近くシェアされ、少しでも参考になればと光栄に思うとともに心から御礼申し上げます。 ・「子どもの貧困対策計画」レポート No.1-1<北海道・…

私の体験を通して「子どもの貧困」を考える

神戸新聞社 2015年9月29日(火)トーク&とーく 村尾 政樹さん ■一般財団法人あすのば事務局長 子どもの貧困対策を前進させるため今年6月、一般財団法人「あすのば」を全国の支援団体や研究者と一緒に立ち上げた。事業の3本柱は政策提言、支援団体…

マジで?!イギリスで「子どもの貧困」の定義が変わるかも。そこから学ぶ、人間の本質と「お金」の大切さ。

今、イギリスで「子どもの貧困」の定義が変わるかもしれない動きが出ています。そのニュースを読んだ夜は興味深くて寝れなくなりました…。どのように事象をとらえるのか、そして、国の対策を考えるうえで経済的支援や社会保障の充実、安定した雇用や労働に関…

「子どもの貧困対策計画」レポートNo.2-1<東北・策定状況編>

「子どもの貧困対策計画」レポートNo.2は、東北6県の策定状況について調べていきます。No.2-1では全体的な策定状況について、No.2-2では各県の現状や計画の内容について掘り下げたいと思っています。 ー東北6県中5県は今年度中に策定予定、3県が9月上旬…

「子どもの貧困対策計画」レポートNo.1-2<北海道・基本的方向性と重点施策編>

本日は『「子どもの貧困対策計画」レポート No.1-1<北海道・現状と課題編> 』の続編です。 ―人口減少や厳しい経済・雇用など多くの問題を抱える北海道。対策は、地域の担い手を育み活力ある北海道を創造するためにも重要。目標値設定も盛り込まれる! 正直…

「子どもの貧困対策計画」レポート No.1-1<北海道・現状と課題編>

「子どもの貧困対策計画」が策定され始めています。この計画は、2013年6月に成立された「子どもの貧困対策法」、2014年8月に閣議決定された「子どもの貧困対策大綱」を受けて各都道府県や市区町村で定めるものです。 文部科学省や厚生労働省や内閣…

人を想う気持ちは、あの観覧車から始まった

北海道小樽市にある観覧車が撤去されるそうです。 <a href="http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0166090.html" data-mce-href="http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0166090.html"&amp…

Vol.58 温かいおせっかいで子供救う 貧困対策センター「あすのば」

左から)子供の貧困対策センター「あすのば」事務局長の村尾政樹さん、一般社団法人「Get_in_touch」理事長の東ちづる、代表理事の小河光治さん(tobojiさん撮影、撮影協力:Turandot臥龍居) 2015.8.26 16:06 経済的格差が広がり…

自殺という課題と人々との間にできた溝を埋め合わせた、一つのひとつの物語。

前回の記事『大切な人との写真を通じた、自殺対策。予想外の企画に込められた若者たちの想いとは。』では、私たちが活動を始めた原点やきっかけについて書きました。 この「大切な人との写真パネル展」。最終的に全国から1500枚以上の写真が集まりました…

大切な人との写真を通じた、自殺対策。予想外の企画に込められた若者たちの想いとは。

「ちょっと、まぁくん。お母さん来てるねんから、写真撮ろうや!」 「ええよ、そんなん…。友達も待っとるし、いつでも撮れるやろ。」 この会話は、当時11歳の私が地域のお祭りに参加して、近所の人から母親と写真を撮らないかと誘われた時の会話です。一週…

私が私を許すことができた理由、後編。それは、自分も母親に認められたかったと気付けたから。

前回『私が私を許すことができた理由、前編。』を書きました。この話を『前編』としたのは、続きがあったからです。前編は、弱い自分も含めて自分として認めてくれる人に出会えたこと、自分が弱い存在だと気付けた『強さ』を知ることができたことについてで…

私が私を許すことができた理由、前編。それは、自分のことを弱い存在だと知ることができたから。

学生時代ともに汗をかいた仲間たちが続々と結婚し始めています。その一人の報告を聴いて思い出した言葉があります。その人が言っていた言葉です。その言葉を聴いたころの私(写真右)、なんだか若いですね(笑)。この言葉は、当時を思い出すと私にとっても必…

カンヌ受賞作に日本人出演 子ども支援に取り組む24歳

<朝日新聞デジタル>記事 2015年7月15日16時03分 昨年のカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞し、6月末から日本で公開されているトルコ人監督の映画「雪の轍(わだち)」に、素人の日本人が出演している。子どもの貧困対策に取り組む神戸市出身の村尾…

「見捨てられていないよ」子供たちに伝えたい

北海道新聞2015年7月12日(日曜日)札幌圏 はなし 抄 「見捨てられていないよ」子供たちに伝えたい 子どもの貧困対策センター設立呼びかけ人 村尾 政樹さん (6月14日、札幌市中央区の講演会より) 私は小学校6年生の時に母を自殺で亡くしました…

子どもの貧困≒貧乏+困りごと? ~私の家庭は貧乏だったけど、貧困じゃなかった~

昨日10日は、公開シンポジウム『子どもの貧困指標ー研究者からの提案ー』に参加してきました(貧困統計ホームページ http://www.hinkonstat.net/ )。 子どもの貧困という言葉が社会に広がり始めた2009年に私は大学へ入り、子どもの貧困対策法制定へ向…

スペインからの連絡

昨晩、スペイン人の友達から連絡がありました。 ~~~~~~~~~~ ▼スペイン人の友達 masaki!!! i just saw kis uykusu and you are there!!! i didnt know it! it was amazing jaja congratulations! 「政樹!今、ちょうど『雪の轍』を観て、そこに政樹…

私が子どもと関わる仕事をしているのは『子ども好き』だからではない

突然ですが、私は来月で25歳になります。 「25歳になって、25歳はもっと大人だと思ってた~。」 よく友達からそのような話を聴くことがあります。私も小学校卒業の時に書いた『20歳の私へ』という手紙を数年前に読んだとき、ビックリしました。当時…

映画『雪の轍(わだち)』「ハロー」の一言のはずが、まさかの1週間拘束!?貴重なパルム・ドール受賞作の現場裏話を日本人出演者が語る!

(2015/07/06)この度、トルコが誇る巨匠ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督作『雪の轍(わだち)』が6月27日(土)より、角川シネマ有楽町および新宿武蔵野館にて公開となり、大ヒットスタートを切りました。本作は、カッパドキアの洞窟ホテルを舞台に、今は裕福な…

『世界のバランス』を大切に

6年間お世話になった北海道を離れ、上京して半月が経ちました。 本日、ふと思い出したトルコの民話があります。ナスレッディン・ホジャという『トルコ版一休さん』みたいな民話で、ナスレッディン・ホジャはトルコ国民から愛されています。写真は、ナスレッ…