舞台はトルコ・カッパドキアのホテル。裕福に暮らすオーナー夫婦とそれを取り巻くまわりの人とむき出しの関係を世界遺産になっている壮大な風景とともに描く。世界中から高い評価を受けたこの作品。実は日本人も出演している。村尾政樹さんは実は役者ではなくごく一般人。大学生の時にトルコに留学しており、教授に映画に興味ないかと聞かれ答えた所映画出演が決まったという。台本はなくほぼアドリブだったという。妻夫木さんが出演した作品が監督賞を取ったのに対し、自分のほうが賞は上なので、妻夫木超えを果たしたと居酒屋のネタにはなっているという。村尾さんは現在子どもの貧困問題に取り組む財団法人の職員として働いているという。
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