村尾政樹のブログ『伝える。』

ソーシャルセクターに勤める27歳の個人ブログ。仕事や活動の記録がメインです。

こども食堂サミット2016 報道・youtubeまとめ

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昨日11日、満席で参加できなかった「こども食堂サミット」について、報道やyoutubeなどをまとめておきます。ご参考まで。なお、私はインターネット中継で視聴しました。

▼こども食堂ネットワーク webサイト(各食堂の情報など)

kodomoshokudou-network.com

NHKニュース「子ども食堂」の現状や課題を報告する催し

生活に困窮する子どもたちに食事を提供する「子ども食堂」の現状や課題を報告する催しが都内で開かれ、「新たに食堂を始めたい」という人たちが全国から参加しました。
世帯の可処分所得などを基に国が「貧困状態」にあるとした17歳以下の子どもの割合は、平成24年の最新の調査で16.3%、6人に1人と、過去最悪となっています。
子ども食堂は、こうしたなか、生活に困窮する子どもたちに、寄付などで集めた食材を使って、無料または格安で食事を提供する取り組みで、首都圏を中心に増えています。
11日の催しには、「新たに食堂を始めたい」という人たちを中心に、全国からおよそ350人が集まり、すでに食堂を運営しているNPOなどのグループが、開設までにクリアすべき課題や苦労した点などについて、実例を交えて報告しました。
この中で、東京・練馬区で月2回、子ども食堂を開いている女性は「最初は周知のしかたが分からず、食材が余るときもあったが、チラシを配るなど幅広く呼びかけるうちに徐々に利用者が増えていった。1人でも子どもが助かってほしいという思いでやっている」と話していました。
食堂を開きたいと名古屋市から参加した女性は「『肩ひじを張らずにやってみたら』ということばに勇気づけられました。友人たちにも声を掛けてやり方を考えたい」などと話していました。
主催したNPOなどは、今後、「子ども食堂」の運営方法を伝えるセミナーなども開催し、活動を広めていくことにしています。

「子ども食堂」は精神的な支えにも

「子ども食堂」は、困窮する子どもたちの食を支えるだけでなく、精神的な支えになっている場合もあります。
東京・豊島区の「子ども食堂」に通っている中学1年生の女子生徒は、3年ほど前、初めて「子ども食堂」を訪れたときのことをはっきりと覚えています。母親との2人暮らしで生活が困窮するなか、「食堂でご飯を食べたときは心から温かくなりました」と話していました。また、当時、女子生徒は不登校でしたが、食堂で料理の手伝いなどをするようになり、周りの大人たちと話すうちに「受け入れられている」と感じ、学校に通えるようになったといいます。母親は「私たちのことを温かく迎えてくれる人がいるだけで生活が変わった。温かいご飯もだが、人との関わりの大切さも教えてもらった」と話しています。

全国に広がる「子ども食堂」

首都圏で「子ども食堂」を運営するNPOなどで作る「こども食堂ネットワーク」によりますと、食堂の数はこの半年ほどで増えていて、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県で、現在分かっているだけでも33か所に上るということです。
取り組みには行政も注目していて、厚生労働省はことし4月からその運営費の一部を補助することにしています。
また、北九州市では、市が主体となって「子ども食堂」の開設を検討しているということです。

「子ども食堂」の現状や課題を報告する催し NHKニュース

東京新聞 恵まれぬ食環境に支援を
「こども食堂」広がる輪 開設希望者ら都内でシンポ

ひとり親や貧困などの事情で一人で質素な夕食をとりがちな子どもに、だんらんの場と食事を提供するため各地で試みられている「こども食堂」。その運営者と、新たに食堂を始めたい人たちが交流するシンポジウムが十一日、東京都豊島区であった。全国で六人に一人の子どもが貧困状態にあるとされる中、二百人以上が経験者の話に熱心に聞き入った。 (皆川剛)

 主催した「こども食堂ネットワーク」に参加する食堂は、昨年四月時点で七つ。現在は三十三団体にまで増え、支援の輪は広がっている。

 「食堂を始めると多くの人が協力してくれた。子どもの力になりたいという潜在的な思いを持っている人はたくさんいる」

 昨年十月から三鷹市で「みたかやま子ども食堂」を開くスクールカウンセラー高橋久美さん(33)は、そう手応えを話した。勤務先の都内の小学校で、家庭で満足に食事を取れていない子どもに多く出会い、昨年夏にシンポに参加。その場で意気投合した近所の人と開設を決めた。

 定食屋を借りて月に一度開く食堂には、児童館の人が子どもを連れて訪れ、農協が野菜を提供し、近くの主婦らが空き時間に調理を手伝う。「今後は一人一人の子どもが直面する課題を把握し、どう学校などとつなぐかが課題です」と強調した。

 大阪市西成区で一九七七年から児童支援施設「こどもの里」を営む荘保共子(しょうほともこ)さんも講演で、「食堂の運営を通して子どもの家庭の問題に目を向けて」と訴えた。

 ひとり親の深夜勤務、精神疾患、虐待。子どもの貧しい食環境の背景にある親の問題に手がさしのべられず、子どもの孤立が増す例も多いという。

 中野区で「かみたかだ食堂」の四月のオープンを目指す伊藤由宏さん(42)は、「継続して親子と関係をつくる一方、福祉の専門家とどうネットワークを作るかを考えたい」と話していた。東京新聞:恵まれぬ食環境に支援を 「こども食堂」広がる輪 開設希望者ら都内でシンポ:社会(TOKYO Web)

 

youtube こども食堂サミット~第1部
「地域とともに、こどもに寄り添う 35年の実践から」
荘保共子さん(こどもの里)

www.youtube.com

youtube こども食堂サミット~ 第2部
「こども食堂のはじめ方~2015年にオープンした私たちの場合」

www.youtube.com